【個人的に紹介したい装具】捻挫・骨折後の内外反コントロールに。「アンクルファイター」シリーズ

こんにちは。イカPOです。

捻挫や骨折後に足の内外反をコントロールしたい場合、活躍するのが軟性の装具、所謂「足のサポーター」です 。 今回は、数あるサポーターの中でも、前を開いて足を踵のくりぬきに合わせて装着するだけの「取り回しの良さ」から、個人的に非常に気に入っている商品を紹介したいと思います 。

中村ブレイス社の「アンクルファイター」です 。

医師から軟性装具の処方が出た際、「何か良いものある?」と具体的な選択肢を聞かれたときに、提案するのが今回紹介する装具です 。 義肢装具士的にもユーザー的にもうれしいこの装具、何がそんなに良いのか? その魅力を深掘りしていきます。


■ アンクルファイター(107N)の推しポイント

中村ブレイス社が販売しているこの装具。適応は足関節捻挫や靱帯損傷などですが、私が現場で選ぶ理由はスペック以上の「使いやすさ」にあります 。

  • とにかく装着がシンプル 前開き構造なので、ガバッと開いて足を置くだけ。この「取り回しの良さ」は、忙しい現場でも、自宅で使う患者さんにとっても最大のメリットです 。
  • しっかり守る安心感 足のくるぶし(内外果)にシリコーン製のゴムパッドがついており、固定性と装着感のバランスが絶妙です 。
  • 左右兼用で管理が楽 左右どちらでも使えます。これはユーザーはもちろん、備品として管理する病院側にとっても地味にうれしいポイントです 。

荷重時に足関節の内外反をコントロールしたい!というとき、まず選択肢に入る信頼の装具です 。 ちなみに、前足部をもっと保持したい場合は、足底部が2cm長い「ロングタイプ」も選べます 。色はシルバーグレーと黒の二色が選べます 。

製品ページ

https://www.nakamura-brace.co.jp/product/foot/718


■ 装着時のコツ

非常に使い勝手の良い装具ですが、装着には少しコツがいります 。

足首は「90度」にすること。

ここが一番のポイントです。足先が下がった状態(底屈位)で装着すると、踵をはめ込む部分が食い込んでしまい、痛みの原因になります 。 装着時は、しっかり足首を90度に保ってください。ここさえ見極めれば快適に使えます 。


■ 固定力重視なら「アンクルファイターシリコーン(117N)」

「もっとフィット感が欲しい」「内反方向をより強くコントロールしたい」 そんなときは、別バージョンの「アンクルファイターシリコーン」の出番です 。

【無印との違い】

  • パッドが大きい: くるぶしを覆うシリコーンシートが大きく、包み込むようなフィット感があります 。
  • バンド機能が強化: 後方のゴムバンドを引くことでフィット感を上げたり、専用バンドで足を外側へ誘導(外反誘導)できたりします 。
  • 注意点: こちらは左右兼用ではなく、左右別になります 。

やることが増えるので、装着の手軽さについては「無印」に軍配があがるなという印象ですが、後方のルーズさを解消し、バンドでしっかり保持してくれる機能性はさすがの一言です 。

製品ページ

https://www.nakamura-brace.co.jp/product/foot/712


■ 洗濯はできるのか?お手入れの方法は?説明書は?

洗濯は可能です。

中性洗剤で手洗いし、水気を切って陰干しすればOKです(乾燥機はステー破損の恐れがあるのでNG!) 。

日本語の丁寧な説明書がWEBで見れます。

装着方法やお手入れについて、スマホですぐ確認できるのは安心感が違います。このあたりは流石、日本のメーカーですね 。


まとめ

アンクルファイターは、前を開いて足を合わせるだけの「取り回しの良さ」が本当に魅力的な装具です 。

足のサポーターの種類、他にないかなと探しているときは、ある種別バージョンのアンクルファイターシリコーンと一緒に、是非今回の記事を参考にしてみてください 。 取り回しの良さ、お手入れのしやすさ、説明書がWEBにある安心感。この特徴は唯一無二です 。

それではまた。

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