義肢装具と本。国試でも使える下肢装具・義足について学べる、読んでおけば間違いない書籍まとめ

こんにちは、イカPOです。

学生時代、義肢装具士向けの本って何があるのか全く情報がなくて、書籍探しには本当に苦労しました。
PO向けの本って、読んでみたら「くそ難しくて何書いてるかわかんねーよ!」というのも多く、途中で放棄したものも何冊かあります。

今回は、そんな意識低め系POの私でもちゃんと読めて、
「基本が理解できた」と思える本を紹介します。
ネットで手に入るものばかりなので、国試対策にも、現場に出てからの復習にも使えるラインナップです。

「これおすすめ!」「これも読んどけ!」という本があれば、ぜひXで教えてください📚


下肢装具・義肢 共通の書籍

観察による歩行分析

いきなり義肢装具から離れた気もしますが、歩行の用語が頭に入っているかどうかで、
国試の理解力も現場での観察力もまるで違ってきます。

あとから辞書的に使えるし、持っておいて損のない一冊。
歩行を見る目を鍛えたい人は、まずこれを読んでおきましょう。


義肢装具のチェックポイント

これは鉄板書籍だと思っています。

義肢も装具も一通りの情報が載っていて、制度面の解説もあり、PO以外の方が義肢装具を学ぶ入口としても最適。
国試だけを見るなら「これ1冊+過去問」で受かるんじゃね?と思うほど完成度が高いです。

私もいまだに辞書代わりに使ってます。


下肢装具編

脳卒中の下肢装具 第4版:病態に対応した装具の選択法

脳卒中の下肢装具について学ぶなら、まずこれを読んでおけと言いたい一冊です。

症例ごとの解説、装具の選択の考え方、シューホンのトリムラインの理屈までしっかり載ってます。
後半には継手や装具の写真が掲載されていて、「何この継手!?」と新しい発見も。
これも完全に辞書的に使えます。


臨床足装具学 生体工学的アプローチ

足底装具やインソールを学ぶなら読んでおきたい一冊。
……なんですが、正直読みにくいです(笑)。

でも頑張って読めば、インソール設計の考え方がかなり広がります。
国試には出ませんが、現場でのトラブル対応力が確実に上がる本です。

読んでおくとお得な一冊です。


義肢編

切断と義肢(第3版)

こちらも鉄板中の鉄板
私は初版を読みましたが、今は第3版が出ています。

学生から専門家まで幅広く役立つ、まさに「必読・必携」の一冊。
古典的な内容を残しつつ、最新の統計情報や義肢パーツについても更新されています。

義肢を体系的に学ぶなら、まずこれを手に取ってみてください。


まとめ

今回は、学生時代に読んで、今も辞書的に使っている本を紹介しました。
端的に言えば、意識低い系POでも読める、わかりやすい本たちです。

正直専門用語が多くて読みにくい分野ですが、
一度読んで頭に入れておけば、国試でも現場でも間違いなく役に立つ。そんな書籍です。

もちろん、私が全部頭に入ってるとは言ってませんよ(笑)。
でも、どれも「買ってよかった」「持っててよかった」と思える本ばかりです。

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